サークルの最後の夏合宿も終わって、なんとなく寂しいけどやることがないな。
というか、そろそろ就職のことだったり、将来の働き方や生き方についてじっくり考えたいな。
休学って選択肢もあるけど、実際のところどうなんだろう?デメリットはないのかな?
うーん、どないしよかな。。。
こういった疑問やお悩みに答えていきます。
この記事を書いている僕は2年目という期間、休学しています。休学時には語学留学、バックパッカー、海外ヒッチハイク、カウチサーフィンを利用したホームステイ、フリーランスなどなどを経験してました。
僕が留学した時の記事はコチラ。
休学中はどうやって過ごすべきなのか?
特に休学のデメリットについて言及して、これから大学を休学したいと考えているあなたにお役立ちになる情報をお届けできたらと思います。
それではこちらが目次になります。
- 休学の3つのメリット
- 休学の3つのデメリット
- 休学すべき人と休学して後悔する人
- 休学の先輩の声と体験談
それでは早速参りましょう!
休学で得られるメリット3か条
休学のメリット①孤独な時間で自分に向き合える
休学することによって「孤独な時間」が得られたのは大きな収穫でした。
なぜなら、人と関わりすぎると、
「○○すべきだ!」という価値観で
自分の首を締めてしまうからです。
この記事を読んでいる方の中には、
「周りと同じ道は違和感がある。」
と思っている人が多いと思います。
または、「自分のことを見つめ直したい」と思っているかもしれません。
もし、そういう風に考えているのであれば、まずは周りと距離を取る事が大事です。
あなたの周りには、普段が一緒にいる友達、ゼミ、サークル、バイト先の人たちがいると思います。
でも、周りいる人たちの価値観が、あなたを幸せにするのもなのかは分かりません。
他人にとって大切な価値観が、実はあなたにとっては大切じゃないかもしれないからです。
例えば、僕の周りには、
・将来は大企業に就職したい
・地元に戻って就職したい
・研究職につきたい
・とにかく東京で仕事がしたい
などなど、色んな人がいました。
もちろんあなたの周りにも色んな方がいると思います。
でも、周りにいる人は大学生や一般的な社会人が多いのではないでしょうか?
世の中を見渡せば、
・経営者の方もいれば、
・投資家の方もいれば、
・自営業の方もいれば、
・フリーランスの方もいれば、
・自営業の方もいれば、
・フリーターの方もいれば、
と数え出せば沢山の形態で生きている人がいるはずなのに。です。
僕の場合、自分が属しているグループ(大学生)の価値観が自分にとって必要なものなのか分かりませんでした。
ただ、強い違和感だけがありました。
「ここに僕の進みたい道はない。」
という感情ですね。(若気の至り)
あくまでも結果論でしかありませんが、
僕は「孤独な時間」を持つようになってから、
人の価値基準で生きるのではなく、
自分の欲望や価値観や志を基準に
生きれるようになったんです。
その第一条件として大事なのが、
「孤独な時間」を死守すること。
自分にとって本当に幸せな価値観を見つけるには、余分な情報が遮断することが大事です。
まぁ「わざわざ休む必要ないじゃん?日頃から孤独な時間を死守するように頑張ればいいじゃん」って思う人もいますよね?
もしかしたら、「休むには理由が必要だ!」と強く言ってくる人もいるかもしれません。
でも、よく考えてみると、、、
大学生であれば、バイトがあったり、切り離せない人間関係があったり、授業やテスト。などなど色んなイベント事があると思います。
すると、長期間のまとまった時間がない場合が多いです。
一番長い休みの夏期休暇ですら、たった2ヶ月しかありません。
2ヶ月間留学したとしても大幅な成長はないと思いますし、やりたい事を一心不乱に取り組むことは難しいのです。
休学のメリット②面白い人との人間関係が増える
休学をすると、今まで交友関係を持っていた人と自然と連絡を取らないようになります。
僕の場合、
学生時代の交友関係の9割が消えて、
新しい人間関係が増えました。
「おいおい!結局、孤独な時間増えてなくね?」って思った方!
鋭いです。鋭すぎます。。。
ただこれも実はとてもいい傾向なのです。
新しい人間関係が増えてもいいのは、
『面白い人との人間関係が増える』から。
休みはじめて学生時代の人間関係の9割が消失したといいましたが、それによって新しい人たちとの出会いがありました。
海外では
- 3ヶ国語を話せるエリート韓国人
- 20代後半で仕事を辞めて英語を勉強しなおす女性
- タイの会社でインターンをしているマルチリンガルの学生
などなど。
マルチリンガルの大学生との対談記事はコチラ
日本では
- PC1台でビジネスをして月何百万も稼ぐ23歳
- 筋トレ系のサイトを運用して月20万の報酬をゲットしている会社員
- 恋愛系のブログを運営して収益をあげている大学生
- 大企業を辞めて自分でビジネスを始めた人
などなど、多種多様な人に会えます。
「類は友を呼ぶ」といいますが、
まさにその通りですねw
大学にいても会えない人は、
もちろん大学の外にいます。
もしあなたが『面白いことをしている人たちになりたい。そうやって生きてみたい!』と思うのであれば、ガンガン交流を持っていきましょう。
一緒にいるだけで考え方は伝播するのです。
人間は真似をする動物なので、
本当に不思議なんですが、
周りにデブが多いと、
無意識に太りますし、
周りに貧乏が多ければ、
無意識に貧乏になります。
無論、大学にずっといると、大学生ならではの考え方が伝播します。
「早く就活しないとヤバい」
「大企業が最強」
「いやいやベンチャーでしょ!」
みたいな情報が入ってくるだけで視野が狭くなってきます。
そうすると、
「あなたを幸せにする価値観は?」
という観点でフラットに考えられなくなります。
『海外に行ってみて初めて日本の良さが分かった。』という話をよく聞きますが、まさにコレと同じことです。
つまり、一度フラットに考える機会でもあるのです。
休学のメリット③自分のやりたい事に打ち込める
僕は休学時に
- 海外に行って英語を真剣に勉強
- 外国人の彼女をつくる
- 3ヶ月間のバックパッカー
- ヒッチハイクでマレーシア横断
- タイで勝手にホームステイ
- リゾート地で飽きるまでのんびり
- 自分でビジネスを始める。
休学してビジネスしたいと思っている方はこちらの記事が参考になります。
僕が休学した時の画像がこちら
(マレーシアでヒッチハイク)
(バジャウ族に訪問)
(ベトナムのサパという街になるデカイ山の頂上)
(東京と大阪を行ったり来たりして色んな人にあってビジネスの勉強をする)
などなど、数え切れないほど、やりたい事をしました。
それら全ては、死ぬまでにやりたいことの1つでした。
だから、若いうちにやっておきたいことを終わらせるために時間が欲しければ、非常に有効な手段になります。
でも、「やりたい事をやって将来に繋がるの?もっと将来に繋がることをした方がいいんじゃない?」と素朴な疑問を持たれた方もいらっしゃると思います。
実際に今の僕は英語を使って何かをしているわけではありません。
だから、
「将来に繋がっているの?」と聞かれれば、
「今はまだ繋がっていない。」と答えます。
でも、思い返して欲しいのです。
昔、経験したことが、ふとした瞬間に役たったと感じることはありませんか?
例えば、高校生時代に必死になって取り組んだ部活に取り組んだ人は、
・コミュニケーション能力
・戦略を立てる思考
・逆境に負けない精神
などの能力値が高い傾向にあります。
また、受験勉強を頑張ってきた人は、学んだフレームを使って無意識に問題解決に使っていたりします。
経験は気づかない間に誰にも負けない武器になってることがあるのです。
つまり、やりたい事をやっても、すぐに使える経験やスキルにならないけど、いつかその芽が開くのです。
『自己投資』という考え方がありますが、自己投資は5年10年スパンで考えます。
逆に、「1年間で人生を大きく変えよう!」と思っていると苦しくなるものです。
だから、僕が英語のスキルはいつか新しい事を始める時の大きな武器になったり、ヒントになると信じています。
『すぐにリターンを求めない。』
これが、やりたい事をやるときに大事な考え方になると個人的に思っています。
そして、やりたい事をやっている時は、知識の吸収力が高いです。
受験勉強でもそうですが、苦手科目はいくらやっても伸びづらかったと思います。
逆に好きな科目は、どんどん伸びていきますよね。
この集中力と吸収力を使う事で一気にスキルが向上します。
だから、休学は誰に文句を言われようと、やりたい事をするのは最高の経験になることでしょう。
休学で損する3つのこと
休学のデメリット①生涯年収が減る
休学で一年間休むとそれだけ社会人になって得られるお給料が減ります。
休学はトレードオフです。
休学という選択肢をとる代わりに、お金を失います。
何百万というお金を失うのです。
僕は二年間休んでいるので、、、考えたくなくなりますね(笑)
だから、それだけ本気で挑まないと絶対に後悔することでしょう。
休学のデメリット②復学したくなくなる
強制力がない限り復学する気になりません。笑
自分でお金も稼げるようになったし、寝食の自由があります。
何時に起きてもいいし、何をしていてもいい。
だからこそ、ずっと夏休みみたいになってしまいます。
すると、「じゃあ、復学しなくてもよくないですか?」って意見もありますよね。
これは感情論にはなりますが、大学まで出してくれた両親のためにも安心材料として卒業するのが義務だと思っています。
やっぱり周りに迷惑をかけないことを前提で考えることが大事なのではないでしょうか?
休学のデメリット③無計画、無目的になると時間を浪費するだけ
休学で一番肝になるのは、『自己管理能力』です。
自由すぎるくらい自由になります。
それ故、自分で確固たる意思をもって動かないと時間をただただ浪費していくことになります。
今、あなたは大学に通いながら土日は何をしていますか?
もし、勉強もしない、適当にバイトで時間を潰している、友達と遊んでいる。という状況であれば、破滅の道になりかねません。
休学で成功する人、後悔する人
僕自身、休学をして後悔したことはありません。
生涯年収が減ろうとも、若さがある大切な時期に色んな経験を噛みしめることができたことに感謝しています。
休学が人生の大きなターニングポイントになったのは間違いありませんし、
あの時、自分の違和感と向き合わずにそのまま就職をしていたら、すぐに退職していたことでしょう。
だからこそ僕の意見は、『休学するべきだ!』という意見にかなり偏っていることでしょう。
もちろん情報に偏りがあるのは、他サイトも同じことです。
「休学」と検索すれば、色んなマーケティングメッセージに出会います。
(マーケティングメッセージとは「(商品を売るために)メディアが主張すること」です)
・休学して就活をしよう。
・休学して起業しよう。
・休学して留学しよう。
などなど色んな情報を受け取ると思います。
ただ休学体験記なんてものは、ある程度、成功した人が書くものです。
だから、全て鵜呑みにするのは危ないということだけは心得ておきましょう。
(*全てのサイトにどんな意図があろうとも、すべての意見を尊重しています。正しさの是非はないと思ってます。)
それでは上記の内容を踏まえた上で、「休学論」について書いていこうと思います。
休学費くらいは自分でだせ
誰にも迷惑をかけず全て自分の責任で行う必要があると思っています。
20歳を超えたらいい大人です。
全て親頼りでお金の援助をもらって休学するのは流石におかしいですよね。
もし、休学までにお金が貯められないなら、お金を親から借りるか、消費者金融に行ってお金を借りましょう。
「自立」という言葉では片付けたくはありませんが、それだけの覚悟があるかどうかというのは大きなポイントです。
僕は1年前から準備を始めて、歩合の営業+深夜のコンビニ+リゾートバイトで死ぬものぐるいでお金を稼いで120万の貯金を作って、親に休学の許可をもらいました。
休学しないとできないことは少ない
実は休学しないとできないことは少ないです。
そもそも大学生の生活は、かなり暇が多いと思います。
1日に3〜4時間以上は自分のやりたいことに時間をつぎ込めるはずです。
また長期休暇を使えば短期留学にいけますし、交換留学生制度を使えば、お金も時間も使わずに留学することができます。
「時間がないからだ!」と思っている人は、一度休学以外の方法で時間を生む方法を考えてみましょう。
時間は絶対にあるはずです。
目的意識がない休学は後悔をする
デメリットの部分で少し書きましたが、『目的意識』が非常に重要です。
僕の場合は、『時代が変わっていくなかで新しい働き方や生き方の模索を発見する。』
これが僕のテーマでした。
1年間ではビジネスが中途半端になってしまうので、休学2年目に突入してしまいましたが、僕の目的は達成されたと思います。
まずは収支計画と年間スケジュールを作ってみましょう。
年間スケジュールを作ってみて、「あれ、別に休学しなくてもよくね?」となったら、目的意識が低いかもしれません。
普通からはみ出る勇気や覚悟があるなら休学しよう
世間を見渡せば、「休学する意味なんてない」というのが多い意見だと思います。
『休学する』というのは、普通と言われるレールからはみ出ることです。
だから、当たり前かのように休学という道を選ぶような人は、頭のネジが外れた変わった人が多くなります。
だって、誰に言われるわけでもなく、休学という脇道にいくわけですから。
間違いなく脱線です。
感覚的にいえば、昨日までチェックシャツでメガネをかけてるオタクが、ワックスバリバリでスーツを着こなすホストになるくらい、世界観に違いがあります。
そういう意味では、レールから抜け出した後に、変化を受け入れることができる&主体性を持って動けない人だと苦労すると思います。
だから、『人生の大きな分岐点を乗り越えてやろう』と決意できた人だけが挑んだ方がいいです。
休学経験者の先輩方の声
休学経験者の方の声を集めました!
色んなパターンの休学があるので、経験談からロールモデルを探すのはありかもしれません。
休学をする意味はあります
最後の文章で、「お前は何様じゃぁぁあ」と言いたくなるようなことを書いてしまったことをお詫びします。
でも、絶対に後悔してほしくない。というのが本音です。
「自分と向き合って自己嫌悪に陥ったり、思わぬ壁にぶつかったり、親と対立したり和解したり。」というしんどいイベントが起こることでしょう。
しかし、壁が待ち受けているからこそ、意味があると思います。
なぜなら、チャレンジした分だけ成長するからです。
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ちなみに、この記事を作成した2年後。僕はビジネスに挑戦して個人事業主になりました。起業ってやつですね。
『休学→起業』ってルートも一般的になってきましたが、「もし今あなたがこれからビジネスを始めよう」と思っていらしゃるなら、僕、ゆずすけはお役立ちできると思います。
Webで生計を立てていきたいと思っている学生さんは下のURLから講座を受講してみてください。完全無料です。
ただし、7日間だけのトライアル版です。某U-Nextのように自動課金はありませんのでご安心くださいw
この記事を少しでも読んでいただいた方が、『さらに面白い人生に突入すること』を真剣に祈っています。
それでは、また別に記事にてお会いしましょう!
参考>>休学で後悔しないためのを完全解決マップ【起業、留学のメリットデメリット】