どうも、ゆずすけです。
この記事を読んでいる方は、ビジネスに興味がある人が多いので、自ずと自己啓発本を読む機会が多いんじゃないかと思います。
で、必ず目につくのは、「成功する人の7つの特徴」というコラムだったり、「失敗する人の7つの特徴」というコラムだったりしますよねw
そんなコラムはちょうどこの記事のアイキャッチみたいな画像が使われがちですw(揶揄するため似せましたw)
もちろん自己啓発的な内容を頭から否定するつもりもないんですが、自己啓発がちょっと誤解されているんじゃないかという印象があります。
例えば、経済的にお金持ちになったとしても不幸な人はいます。逆にお金持ちでも不幸な人がいますよね。
つまり、経済のロジックから考えると、お金持ちは成功しているけど、人生全体から見たロジックから考えると必ずしも成功とはいえないです。
だから、高い抽象度から物事を捉えるために今回の記事を書きました。
マジで細かい部分ですけど、結局、細部に神は宿りますから。
それでは参りましょう!
音声のインデックス
- 成功VS失敗と二元論への違和感
- アンパンマンから見たバイキンマン
- バイキンマンから見たアンパンマン
- 『ねばならない』を捨てよう
- 世間が求める成功から離れてみよう
- 悩んでることは順調な証拠
- マレーシアの離島で鬼悩んだ話
- 成功してると思われてる有名人だって悩んでる
- 成功者の言葉のオモテの部分しか見ない弊害
音声の対談のお相手は東大卒のマーケッターの玉井さん。
音声を聞いていただけると分かりますが、考え方の抽象度が鬼のように高い方です。
死ぬほど勉強になるのでぜひ聞いてくださいませ!
それでは、ここからは音声で話しきれなかったことを書いていこうと思います。
音声の方が情報の吸収率がいいので、時間がある人はぜひ上の音声を聞いてみてください。
自分らしく生きる5つのこと
向上心のある方ほどハマりやすい罠なんですが、自己啓発で成功について学ぶごとに辛くなってきていませんか?
「好きなことをしましょう!」とか
「ありのまま生きよう!」とか
「明確な目標をつくろう!」とか
そんなことを言われるたびに、『それは分かったけど、それが出来ないから困ってんじゃんw』みたいな状況に陥っていくわけです。
僕は偉そうに語っていますけど、僕もそのうちの1人でしたから凄い気持ちが分かります。
向上心があるからこそ、自己啓発の悪循環にハマってしまうわけです。
それでは、早速、そんな過去の僕がハマっていた罠から抜け出すために必要な「悪循環にハマらずに自分らしく生きるために5つ」をお届けしようと思います。
1、世間一般の成功を鵜呑みにしない
自己啓発本で多いのは、すでに有名人が書いた自伝のようなものが多いです。
例えば、ホリエモンの本みたいなものですね。
で、そういう自己啓発本には、「〜しなさい!」みたいな教えが説かれています。
すると、過去の僕みたいな情報弱者は、「なるほど、◯◯をしたら幸せになるんだ!」と思い込んでしまうんですが、
よく考えてみると、万人にとって正解な答えではないことが分かってくると思います。
- 性格
- 思考タイプ
- 生い立ち
- 置かれている状況
- 人間関係
- 価値観
などなど、自伝本の著者さんと違うところはいっぱいあるはずです。
例えば、あなたとホリエモンさんだったら、共通点よりも相違点の方が多いはず。
となれば、全ての教えが全て自分に当てはまるとは限りません。
著者にとって幸せなことが自分にとって幸せなんて幻想ですからね。
我々にはの中には、言語化できない直感や抑えても出てくる欲求があります。
でも、それを他人の成功法則によって押し殺すのは得策とは言えません。
だから、自己啓発本は、「一つの手段」と捉えるようにしていください。
2、悩んでいることを停滞と捉えない
我々が自己啓発本を読むときってどんなときでしょうか?
おそらくすっごい悩んでいるときでしょう。
自分の人生に対して、何か足りないものを感じた時に自己啓発本を読むのではないかと思います。
で、そんな悩んでいる時間を少しでも短縮するために本を読むわけですが、
僕が声を大にして言いたいのは、「悩んでること自体がむっちゃ順調やで!」ってことです。
長時間悩んでいると、「ビジネス的に人生的に停滞してんじゃね?」と焦った気持ちになりがち。
でも、振り返って欲しいんですが、自分が死ぬほど悩んだことってむっちゃ学びになってませんか?
ウンウンと頭を唸らせて考えて出した結論は、自分のコアの部分と向き合って出てきた答えです。
先ほども触れたんですが、自己啓発本は他人の成功法則でしかありません。
じゃあ、自分と向き合ってでてきた答えと他人の正解だったら、どっちに価値があるんでしょうか?
うん!
絶対、自分の内部から出てきたものが正解ですよね。
だから、悩むことを停滞と捉えないで成長のステップだという意識を持つことが大事なのです。
3、孤独な時間をとる
悩んで自分で出した答えに価値があるという話をしましたが、
過去の自分を振り返ってみると、悩みをちゃんと直視したことが数えるくらいしかありませんw
なぜかっていうと、他人に時間を奪われていた時期が長かったからです。
例えば、バイトだったり、サークルだったり、学校の勉強だったり、就活です。
あれよあれよと状況だけ変わっていくので、腰をおろしてジックリ考える時間を作ることが出来ていませんでした。
自分の中では深刻な悩みだったとしても、色んなことが同時に起こると、その悩みの優先順位が下がります。
故に悩むことを放棄してしまうことになってしまうんですね。
でも、もったいなくないですか?
せっかく自分を見つめ直す機会なのに、自ら成長の芽を摘むようなもんです。
だから、僕がオススメするのは「孤独な時間を作ること」です。
スマホも本も読んではいけません。
僕はマレーシアのランカウイ島に2週間ほど篭ってウンウンと悩みごとに向き合っていました。
実際はビジネス的には1mmも進んでいませんが、人生的には一気に変わった感覚がありました。
だから、今もその孤独な時間を無駄だと思ったことはありません。
悩むことで自分の道が明確になったことは僕の人生にとっての宝です。
たまには問題解決することにフォーカスしないで、ゆっくりと自分の悩みと向き合ってみましょう!
4、有名人を神格化しすぎない
有名人を見ていると、「この人は生まれてからずっと成功しつづけてきたんだな…俺なんて…」って思いがちです。
メディアでは有名人の根っこの悪い側面を語ろうとしません。
だから、結果的にバイアスがかかった状態の情報が流れてきます。
すると、情報のオモテ側の情報しか受け取れませんよね。
でも、自分は自分自身のオモテ側とウラ側を見るわけですから、マイナスなウラ側の自分が強調されて、「俺は有名人の凄い人と違って、色んなところで躓いてるやん。負け組やんけ…」と思ってしまうんですね。
でも、有名人も人間です。
あなたや僕と同じようにいっぱい悩んできています。
むしろ、現在、年収が億を超えている人ですら、たくさん悩むことがあります。
というか、あなたや僕よりも悩んでるんじゃないかと思いますw
だから、自分のマイナスなウラ側部分を受け入れてみてください。
「まぁみんなそういうもんだからねw」と開き直ってみてください。
有名人を神格化しないこと。
そうするだけで、他人との評価の差で苦しむこともなくなると思います。
5、違和感に対して素直になる
最後は、自分の感覚を大切にすることです。
自己啓発本に書いてあることを実践してみた上で、「あれ?なんか違うぞ?」って思う部分がいっぱいでてくると思います。
『それは解釈自体に問題があるか?はたまた、まだ精神的に考え方が受け入れがたいものなのか?』という側面もありますが、
結局のところ、心の底では違和感を感じるものは捨ててオッケーです。
この違和感のイメージは、マリオネットが糸で操られているように、自分の人生が誰かに操られてるみたいな感じ。
そんな時は一回捨ててみてください。
人間は大きな差がないと、その差にすら気づきません。
一気に50度ほど温度をあげられたら認識できるけど、じわじわと1度ずつあげられてたら、変化に気づくことができません。
だから、ポイントは一気に捨ててみることです。
もし、必要な考え方だと思ったら、また拾いに行けばいいんです。
もしくは、考え方自体をアップグレードさせて習得したらいいんです。
まとめ
1、世間一般の成功を鵜呑みにしない
2、悩んでいることを停滞と捉えない
3、孤独な時間をとる
4、有名人を神格化しすぎない
5、違和感に対して素直になる
今やネット上や本などで情報をたくさん取れる時代です。
すると、「あの人はこう言ってた!」「この人はこう言ってるけど…」と他人の意見に振り回されることなります。
つまり、知識デブになって身動きがとれなくなっちゃうわけです。
でも、結局のところ、誰かの意見を採用するのは自分の人生を面白くするための手段でしかありません。
その手段に振り回されてしまったら本末転倒なわけです。
だから、周囲に惑わされすぎず、自己啓発本を自分らしい人生をデザインするために材料の1つとして捉えて、自分で考えて腑に落としていってみてください。
それでは今回の記事は以上です!
また別の記事で会いましょう!